2011年04月10日
高酸素で痴ほう改善
平成12年6月20日(火)付けの経済新聞・信濃毎日新聞・市民タイムス・中日新聞・読売新聞に掲載された記事を紹介します。
-------- 高濃度酸素、痴ほう改善に有効 -------
信州大学医療技術短期大学部(長野県松本市)の藤原孝之教授の研究グループは、高酸素に保った組み立て式『リハビリテーションルーム』を開発し、臨床試験を重ねた結果、痴呆症患者の多くに改善傾向がみられることを突き止めた。二十二日から東京で開催される『第三十七回日本リハビリテーション医学会学術集会』で発表する予定。
教授らは高い酸素濃度環境を利用し、脳血管性痴ほう患者の脳機能の研究に取り組み、縦二㍍、横三㍍、高さ二・四㍍の組み立て式の酸素供給装置を取り付けた部屋を開発した。室内の酸素濃度を通常に20~21%のところを30%に維持。五年間に約五十人の患者に、一日三十分、週五回、四週間にわたってこの部屋で活動してもらった。
その結果、高濃度の酸素状態の中に置くことで高い周波数の脳波が増加、α波の揺らぎが減少し、意思決定過程を反映するといわれる誘発電位も改善されるなどの結果が得られた。
藤原教授は『高酸素環境は、大脳皮質活動の活性化と覚醒水準が上がる事に関与していることがうかがわれる。痴呆症患者の環境科学的アプローチに応用できるのではないか』としており、今後は企業と連携し、痴ほうの進行抑制などにつながるシステムの実現を目指す。 ---以上
高濃度・高気圧酸素環境は今後も臨床試験で結果がでてきます。皆様の健康によりいっそう貢献できるよう、また情報発信基地として酸素空間も頑張っていきます。
-------- 高濃度酸素、痴ほう改善に有効 -------
信州大学医療技術短期大学部(長野県松本市)の藤原孝之教授の研究グループは、高酸素に保った組み立て式『リハビリテーションルーム』を開発し、臨床試験を重ねた結果、痴呆症患者の多くに改善傾向がみられることを突き止めた。二十二日から東京で開催される『第三十七回日本リハビリテーション医学会学術集会』で発表する予定。
教授らは高い酸素濃度環境を利用し、脳血管性痴ほう患者の脳機能の研究に取り組み、縦二㍍、横三㍍、高さ二・四㍍の組み立て式の酸素供給装置を取り付けた部屋を開発した。室内の酸素濃度を通常に20~21%のところを30%に維持。五年間に約五十人の患者に、一日三十分、週五回、四週間にわたってこの部屋で活動してもらった。
その結果、高濃度の酸素状態の中に置くことで高い周波数の脳波が増加、α波の揺らぎが減少し、意思決定過程を反映するといわれる誘発電位も改善されるなどの結果が得られた。
藤原教授は『高酸素環境は、大脳皮質活動の活性化と覚醒水準が上がる事に関与していることがうかがわれる。痴呆症患者の環境科学的アプローチに応用できるのではないか』としており、今後は企業と連携し、痴ほうの進行抑制などにつながるシステムの実現を目指す。 ---以上
高濃度・高気圧酸素環境は今後も臨床試験で結果がでてきます。皆様の健康によりいっそう貢献できるよう、また情報発信基地として酸素空間も頑張っていきます。
Posted by おやっち at 10:36│Comments(0)